ついこの前、年が明けたと思ったらあっという間に4月です。
数日前までダウンコート着て寒い寒い言ってたのに夏のようだし。
季節の変化が性急なのか違いを感じてる間がないぐらい色褪せちゃってるのか。
お仕事も忙しくてもう嫌になっちゃう。
とそんな(どんな)ぐるぐるツマラナイ毎日に急に聴き始めて、
ちょっと忘れちゃってたワクワクを取り戻してくれたのが「八十八ヶ所巡礼」というバンド。
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最初は何年か前にYouTubeでお薦めされてきて、ちょこっと聞いてたのだけど。
なんか全身入れ墨のヤク中みたいなオカマベースボーカルと、でかいサングラスかけて風がなびいてる変人ギタリストと、優しい目をしたリズム系極道が醸し出す怪しい雰囲気に、ナニコレ怖い・・・って、ちょっと刺激が強すぎて当時はあまりよくわからず。
最近、またお薦めされてきたので、久々に聞いてみたら、これがドはまりしてしまった。
当初はやたらと個性的なヴィジュアルと意味がよくわかんないPVに目が行ってしまってちゃんと聞けてなかったけど、実はこの人たちめちゃくちゃ面白いなあと気が付いたキッカケは、常に高速でピロピロ言わせてる変態ギターのkatzuya氏のプレイが、あれ? ちょっと大好きなスティーヴ・ヴァイを感じるなあと思ったり、ヴァイ好きの友達ギタリストにも雰囲気にてるよなあと思い始めちゃったあたり。
そんなとこから聴きこみ始めたら、もう止まらない。
ベース&ヴォーカルの、マガレ姉さん(♂)もむいむいと動きまくりのベースラインを弾きながら、この歌の表現力ってどうなっちゃってるのか頭おかしい。
特に好きなのが何故かいつも裸のドラムのケンゾーさん。
パワフルで手数もすごいんだけど、なんだかリズムの気持ちのいいところにズドンって太いのが決まるんですよね。
これには惚れました。
と、個性豊かな3人ですが、見た目によらず腕自慢のバカテクの楽器オタクっぽさもあり。
これでがみんなが好き勝手に弾きまくってるようで、しっかり調和して音楽になってるからまた面白い。
聴いてくほどに、いろんな発見があるから全然聞き飽きないですね。
あと、歌詞がいい。
やたら巧妙だしひねくれてるし難解な部分も多いけど、聴き方で色々な解釈がありそうで、自分の場合はなんだか前向きなパワーをくれる気がします。
そんなわけでカッコいい曲が沢山なので、どれを紹介したらいいか迷うけど、特にお気に入りを3曲選んでみました。
ベースがムムムイムムムイのぐりんぐりんでめちゃかっこいいのでヘッドフォンかちゃんとしたスピーカー推奨ですよ。
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「攻撃的国民的音楽」
癖が強いけど八十八箇所巡礼の良いところの変なダシがぐっと出ていて大好き。
歌詞もまた秀逸で、 嫌なことみんなぶっ飛ばすパワーがあると思います。
働き蜂では死にきれない、しゃくりと混沌の中で世の常の根本を笑えと。
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「凍狂」
これは本当にカッコいい。
攻撃的国民的音楽よりずっと聴きやすく王道のロックみたいになってるけど、ギターのやりたい放題は輪がかかってます(笑)
途中と終盤の追い込みは怒涛の迫力で一聴の価値あり。
サビの「そらがー」頭から離れなくて夢に出て来てうなされます。(実話)
同じアルバムに入ってる「紫光」も至高。
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「沙羅魔都」
「サラマト」はタガログ語で「ありがとう」の意味。
子供のころに住んでいたフィリピンでは「サラマッポ」って感じに発音してたかな。
こちらはいつになくポップな雰囲気も醸し出しつつ。
PVもちょっとお茶目でかわいらしく作られているし、引き出しが多くて面白いですね。
とにかくグルーブが気持ちがいいですね。
ドラムとギターリフだけでも無限に聴いていられます。
ふざけた格好でセリフパートでは、オレ魔族!(ポルノのオマージュらしい)
と言ってるけど、
無我夢中で本当に好きになれるものをもってるか? 走馬灯のページを満たしてみようぜ、でも家族と友人と自分の体は大事にしてやってくれよな
みたいな内容で青春漫画みたいで悪魔的に熱い。
なんかホントの意味で優しいよね、この人達。
ちなみにロケ地は茨城県にある松井建設さん。
なんでも定番の爆破ロケ地だそうで、都心から120分のアリゾナを名乗っており(謎)
そんなカオスな感じなところもPVの世界観にもぴったり。
というわけで、88こと八十八ヶ所巡礼のご紹介でした。
近頃は、ぼっちざろっくというアニメのキャラクターのモデルになったということで少し人気みたいです。
でも、流行んないんだろうなあ。



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