HEAT/東京物語/大奥2つ

読書&音楽生活

どんどん書かないと溜まってしまって面倒くさくなって書かなくなってしまうのでどんどん書かなきゃ的な。

そんなわけであっというまに新年度ですが、そういうことは関係なくて、最近観た映画の話の処理。

HEAT、東京物語、大奥の1作目2作目の計4本です。

備忘的にさくっといきます。

 

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まずは「HEAT」から。

言わずと知れた、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの大物スター2人の共演した人気作です。

学生の時に観て、あまりのかっこよさに超興奮して以来20年ぶりぐらいの2度目。

 

 

 

パチーノがやり手の強盗チームのリーダーで、デ・ニーロは仕事中毒の敏腕刑事。

ハードボイルド・オブ・ハードボイルドな2人の対決が、タイトルはヒートなのにクールで本当にかっこいい。

ガンアクションの迫力も、途切れることない緊張感も素晴らしく、2時間半の長時間を忘れて没頭出来る。

 

が、さすがに当時生まれた子供が大人になってるぐらいの月日が流れてるからか、マイケル・マン監督だからなのか、アメリカ人と日本人の違いなのか・・・。

話の筋にも人物の考え方にも色々と陳腐だったり理解しにくい部分があるのも事実。

 

でも、どこまでいっても男ってのはバカで子供でハンターで中二病なんだよね。

冷めた目でみたら、身勝手だとかむちゃくちゃだとか感じつつも、否応なしに憧れてしまう。

これでシビれない男の人っているのかね。

 

ちなみに初めて観た時にも好きだったのが「余計なものは周りに置かず、やばくなったら30秒フラットで高飛び出来るようにしろ」という台詞。

そして、そう言っていたアル・パチーノが、皮肉にも余計なものに捕らわれてミスを犯してしまうところも、なんだか失恋に似た甘酸っぱいもどかしさを感じさせられて、そこがまたいい。

 

 

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続いては小津安二郎監督の傑作と誉れ高い「東京物語」。

山田洋次監督がリメイクした東京家族は、涙を流しながら観た覚えもあり。

ぜひともオリジナルも観てみたかったのです。

 

 

 

この映画、話の内容は特筆すべきところがない、本当にない。

尾道の田舎から老夫婦が、東京で暮らす子供達のところに遊びに来たものの、忙しいからってじゃけんにされてしまうが、血がつながっていない義理の娘だけが優しくしてくれて、疲れて尾道に帰ったら、おばあさんが死んでしまう、というだけの白黒映画。

 

なんだけどなんだけど。

時代を飛び越えて共感出来る寓話的普遍性があるんですね。

 

でも、親にとって子供はいつまでたっても子供だけど、子供達はもう独立して東京という別世界で生きる大人であって。

そもそも人間はみんなどんなに親しくても別個の存在なわけだけど、じゃあそんな中で、家族は血のつながりがあるから、特別な関係でいられるのかと思ったら、血のつながりのない義理の娘が一番優しいというパラドックス。

そんな義理の娘も、実は自分都合で良い子ちゃんを演じているという二重仕掛けだったりもするし、実の子供達も、冷たく描かれてるけど、よく考えたら普通っちゃ普通で、思い返してみてもなかなか複雑です。

 

子供に期待して誇りに思う親目線で見た世界と、いやいやそうじゃないよっていう子供の世界。

言うまでも無く自分は東京の子供側なんだけど、親の目線で常に描かれて、親側の立場で感情移入させられてしまうのは、してやられたなあって思う。

 

 

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最後に大奥。

 

柴咲コウ×二宮和也の1作目と、菅野美穂×堺雅人の2作目があり、嫁さんが菅野美穂を観たいというので、2本まとめて借りてみたのですが・・・。

 

2作目はともかく1作目は男色が気持ち悪いだけで完全に誰得の爆死でした。

ネガティブな事しか出てこないのでこれ以上コメントしません。

 

2作目の方は、役者が良い分まだ見られる内容なんですが、それでも話はほんとうにどうでもいい。

原作の男女逆転世界も奇抜なだけで何が面白いのかわかんないし、歴史物としての価値もないし、人間ドラマ的な面白さもないし。

男女逆転してない普通の世界で大奥を描いた方がいいんじゃないのだろうか。

 

貴重な時間をこんなことに使ってしまって本当に残念。

 

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