バイクの道具の話。
こちらはMaxFritzのライディングブーツなのだけど。
買ったのは確か2007年だったので、まもなく丸19年の付き合いになる。

バイクに乗り始めた頃はツーリングに行っても観光を全然せずに走ってばかりだったけど
徐々にツーリング先で観光して歩き回ることが多くなって
丈夫で歩きやすくて街中でも浮かないカッコいいライディングシューズが欲しいなあと思ってたころ。
丁度、当時住んでいた家の近所にあったバイク系アパレルのお店に売られていて一目惚れしてしまい。
それ以来、ずっと愛用している。
ダブルチェンジパッドブーツという名の通り、左右両方にチェンジペダルから守るためのカバーが付いており
めくると革登山靴然とした井出達で、つま先部分から編み上がるシューレースがかっこよく。
バイクのギアとして求められる頑丈さと、英国紳士のようなエレガントさの両方を持ち合わせてるなあと。

このダブルチェンジパッドブーツはベストセラーで今は4代目が売られているのだけど
脱ぎ履きに便利なファスナーがサイドに付いて、脱ぎ履きに非常に便利。(天丼)
私のは初代で仕様が違っておりファスナーが付いていないのだけど
その変わり分厚い革が全体に奢られた堅牢な作りでで安心感がハンパないのよね。

それもそのはず、当時のは、かの老舗登山靴メーカーである「安藤製靴」によるOEM。
安藤製靴のWebサイトを見ると、チェンジパッドが右側だけに装着された「Z」というよく似たモデルが存在している。
なので、きっとこれがベースになってるのかな。
前述の通りファスナーがないから脱ぎ履きは非常に面倒くさく。
出かける度に口を一文字にして紐を通す作業はまさに儀式。
履いた後に忘れ物に気が付いたりすると死にたくなります。(そして割とよくある)
小上がりになっている飲食店が大敵なのは言うまでもなく、カッパを着るときに靴を脱ぐのが嫌すぎて、濡れるのを我慢して走り続けたくなるほど。
なんだけど、それでもあまり余るカッコよさがあり。
最初はハードできつかった革がすっかり自分の足になじんで歩きやすく、今となっては他のブーツは考えられないってほど大変気に入っていたのだけど・・・。
実は1年ほど前から徐々にアチコチほころび始めまして。
チェンジパッドがほつれてきたし、保護のリベットもなくなってしまった。

かかとの内側部分も少しほつれているというか縫い目のところが、少し裂けている感じかもしれない。

ソールも一度も交換していないので(せっかく交換可能なグッドイヤーウェルト製法なのに)、見ての通りつるつるてんである。

製造元の安藤製靴はOEMの靴の修理もしてくれるようだけど、残念ながら後継者がなく昨年閉業してしまった模様。
ソールや踵を修理してくれる店は数あれど、本格的にあちこち修理みたいな内容になってくると限られそうな気がする。
というかそもそも直せるもんなのか。
直せても高くつきそうだから新調するというのもありかもしれないなあなどと思案して。
修理店やら代わりを探してみたり逡巡してたらといつのまにやら1年経ってましたよと。
このままではいよいよ履けなくなってしまいそうだし、さてどうしたものやら。



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