バイク乗りの間で何かと物議を醸しがちなのがチェーンの注油どうするか問題。
トラブルの元になるので「シイタケ洗うか問題」と「きのこたけのこ論争」と同じく職場やご近所で絶対話しちゃいけないやつ。

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チェーンは500Km~1000Kmを目安、または雨天走行後に、チェーンクリーナーで清掃して、チェーンルブを塗布して・・・
というのがチェーンメーカーさん推奨するメンテなのだけど、チェーンルブって掃除がめちゃくちゃ面倒くさい。
粘着力が強くて雨に強いのはいいけど、それがゆえにチェーンを掃除しても汚れがなかなか落ちないし、砂やチリを吸い込んで粘土状になったルブ、いわゆる「ルブウンコ」があちこちにこびりついて。
カバーを外さないと掃除できないフロントスプロケット周りなんかは、数百グラムもたまっていることも。
そんなわけで、昔からベタベタしたチェーンルブではなく、さらっとしてふき取りが楽な「オイル」を使う一派がいまして。
その中にも、オイルの種類はエンジンオイルだったり専用のオイルだったりオリジナルブレンドだったり、塗布の方法もスポイトで1コマずつ垂らす人もいれば、「スコットオイラー」に代表される自動注油機を使う人もいたりと千差万別です。
あと清掃方法にも色々と持論がある方がおられるようで。
で、私もだいぶ以前から、「チェーンをさっと拭いたら、エンジンオイルを歯ブラシで塗って、余分なオイルをふき取るだけ」派です。
前に乗っていたGSX-R750K9も3万km、グロムで1万2千km、今のCB650Rで1万3千kmほどでしょうか。
下道で200km(長くても250km)毎のメンテで、チェーンはいつもピカピカをキープ、ルブに比べて伸びることもなく、スプロケットの摩耗もなく、特にトラブルなく乗れています。
ツーリング中もだいたい給油のタイミングで注油が必要(というか簡易メンテスタンドの携帯が必要)なのと、雨天走行できないのはデメリットだけど、とにかく掃除の時間が短いので苦にならならないし、フリクションも少ないし、エンジンオイルは交換時に余ったものだから経済的。
あ、あと暫く乗らないと乾いてしまうから塗り直さないといけない。
そんなわけで、宗教論争も怖れずに、うちの子のメンテ方法のメモです。
一昔前まではチェーンの注油にはエンジンオイルとかいてあったとはいえ、チェーンメーカーさん推奨の方法ではないので、あくまでメモです。
シールチェーンの場合はオイルによってはOリングを痛める説もあるし注意が必要ですね。
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こちらは施術前のクランケさん。
うっかり少しプレートのサイドを拭いてしまいましたが、他の部分は汚れています。


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イカした(イカれた?)バンドのメンバー達をご紹介。
左からキッチンペーパー、いらない柔らかい布(肌着)、柔らかい歯ブラシ、チェーンクリーナー、オイル差しです。

あと、夏場は忘れてはいけないのは蚊取り線香さん。

最初にチェーンの掃除ですが・・・
普段からオイルメンテをしていると、ほとんど手間は不要です。
キッチンペーパーで、さっと一拭きすれば汚れは落ちてしまいます。
あと、このあとどうせオイル塗って拭き取るので、しつこく拭かなくてOK、適当でOKです。

もし、プレートの内側に古いチェーンルブがこびりついて頑固に汚れている場合は、新聞紙などで養生してクリーナーを吹き付けることもありますが、めったにやらないですね。
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掃除が出来たら注油です。
100均のキッチン用品コーナーで買ったオイル差しにエンジンオイルを入れてあります。

中身は昔オイル交換したときに余ったパノリンの化学合成油 モトシンセ10W-30W。
チェーン用ならもうちょっと高い粘度の方がいいのかもですが、ちゃんと油膜が残るし、特に不都合もなく。

歯ブラシ全体にオイルを垂らして湿らして・・・

片手でタイヤをクルクル回しながらチェーンの内側に塗ります。
遠心力で外側に浸透していくので塗るのは必ず内側です。
シールチェーンの場合はプレートとプレートの間に挟まっているシールが乾くと破断の原因になるそうなのでしっかり濡らすことを意識。
これを3、4回繰り返してまんべんなく塗ります。

ちなみに雨天走行が想定される場合や、長距離ツーリング、特に高速メインの時はオイルではなく、ペーストタイプのチェーン専用グリスであるモチュール C5を塗ってます。
歯磨き粉みたいなチューブの先っちょにブラシが付いていて、チェーンにヌリヌリして使う、あまり見かけないタイプ。
スプレー式と違って塗りすぎにならず、ふき取りしやすいのが気に入っているポイントですね。
(ちなみに先っちょのブラシは使いにくいので、歯ブラシで塗っています)

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オイルを塗布した後はしばらく手でクルクルとタイヤを回してなじませて、余分なオイルと、オイルで浮き出た汚れを一緒にふき取れば完了となります。
オイルと一緒に汚れが滴ってるのがわかりますね。
これ、拭き取らないと走行時に盛大に飛び散ります。
タイヤに付くと危ないから注意。

ウエスでローラーを拭きながら指で回すように拭いて、今度はオイルがしみ込んだウエスでプレートの外側を拭きます。
プレートの外側にオイルを薄く塗り広げるようなにすることで、錆の防止になります。

しみ込むオイルが少ないときは、ウエスに新しくオイルをしみ込ませて拭きます。

コマとコマのプレートの隙間もウエスでふきふき。
他にチェーンガードの内側やスイングアームの内側、チェーンスライダーなど、目立たない部分も忘れずに掃除しちゃいます。

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だいたいきれいになりました。

プレートの内側など、まだ汚れている部分もあるのですが、チェーン掃除大会に出場するわけじゃないし、どうせすぐに汚れるし、拭きすぎて無くなるのも心配。
なんと言っても手間を減らすのが、ルブをやめた動機なので、7割ぐらい綺麗になったなと思ったらやめてます。
またルブからオイルに切り替えた後は、掃除してもルブ汚れが残っていても、何度かオイルメンテするうちに消えていきます。
この辺の塩梅は経験ですね。

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最後に簡易メンテスタンドのご紹介。
出先でもチェーン注油をするため、250km以上走る場合はデイトナの「イージーリフトアップスタンド」を携帯して、給油の際にやってます。
ただし出先では掃除は省略して、注油とふき取りだけです。

サイドスタンドを立てて、右側のスイングアームを持ち上げて使います。
以前に記事に書いたJトリップのリアスタンドよりお手軽なので、自宅でのメンテでも使うことが多いですね。


スタンドを使うときはゴムチューブでフロントブレーキをかけておくようにします。
(なのでこれも携帯)

というわけで、エンジンオイルを使ったチェーンメンテのお話でした。
エンジンオイルを使い終わったら、AZのチェーン用オイルやスズキ機工のベルハンマーも試してみたいけど、当分使い終わりそうにありません。



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