その1からの続きです。
二本松のバイパスドライブインの朝ごはんでお腹を満たした後は、山形県屈指の秘湯である姥湯温泉の温泉旅館「枡形屋」さんで日帰り入浴をしてきました。
霧のふくしまふぐしま
本日のこの後の予定は、姥湯温泉で日帰り入浴、峠駅を見物して、再び二本松まで戻ってくる約130kmの道程。
深い山に入り込むので、二本松市内で給油を済ませたら土湯温泉経由で福島市方面へ向かいます。
土湯温泉までの平地は田んぼが広がる田園地帯で、おおらかなカーブを描きながら、5速ギアの低回転でのんびりと流す快走路。がしかし、明け方からずっと続く濃霧は一向に晴れる様子がなく、ごらんのとおりの真っ白でした。

土湯温泉付近からR119に入ると田園地帯から様相が変って山岳道路に。こちらは大型トラックも余裕で通行できるぐらいの山の中の幹線道路といった感じで、ワインディングを楽しむことは出来ないけど、雲の間からすぐ近くの吾妻連峰の雄姿が望めてカッコ良かったです。
福島市の北部からR13に入ると、さっきまでの濃霧が嘘のような快晴に。R13はツーリングマップルに「東北中央道の開通以降、交通量は激減 ラクラク走れる」と記載されている通り、2桁国道に似つかわしくないガラガラっぷり。

山道だし付近に町らしい町もない上に、高速道路の方は無料区間なので、まあ、そりゃそうなるでしょうね。そんなわけで国道沿いは、かつての米沢街道の賑わいを思わせる廃業した観光農園や宿屋が数多くあり、いとわびし。


姥湯温泉までの峠道はなかなかやばいよやばいよ
板谷で国道13号から姥湯温泉や峠駅がある林道に入ると、ここはもう完全に酷道好きホイホイ。
ひたすら1.5車線でタイトターンの連続なのでクルマだと対向車への不安に終始怯えることになひりそう。バイクはその点は安心だけど、あちこちにアスファルト剥がれの大きな穴が空いてるので、オンロードバイクの場合はそっちの方が気を遣います。うっかりハマろうものなら転倒、最悪、ホイールが曲がって空気が抜けて立ち往生かもしれない。
途中、峠駅との分岐や滑川温泉、五色温泉を通り過ぎつつ9kmほど進むと、いよいよ最奥地の姥湯温泉への道に到達。

この先、道幅が狭いって書いてある看板があるけど、何を今更な感じですが、ここからの残り2kmの区間はさらに狭くなるんですよね、これが。

途中、穏やかなところもあるのですが・・・

終盤は勾配が17度とか22度とか書いてあってキツイ上にUターンに近いヘアピンが続いてかなりエグい。コーナーのイン側は奈落なので足を付けないし、対向車も警戒しつつ、ストールに備えて時折半クラも駆使しながらの走行になります。初心者だと、たぶん、ちょっと、その、だいぶ厳しいですね。

そして世にも珍しい標識に遭遇。

急な峠を越える山岳列車のスイッチバックは有名ですが、クルマのスイッチバックは見たことないぞ。この先がそうみたいだけどどうなってんのこれって感じですが。ちなみにバイクはスイッチバックしなくても余裕でした。

姥湯温泉はまじもんの純トロでした
険しい峠道を抜けると・・・
なんだかすごいところ来た!

山が、紅葉が、迫ってきます!

こちらの駐車場から、ちらっと見えるのが目指す秘湯の枡形屋さん。
駐車場から宿までは250mほど坂道を歩きます。

おおー!

お目当ての姥湯温泉の唯一の宿屋である枡形屋さんに到着。こちらは日本秘湯の会にも属するお宿です。

受付でお金を払い、いざ、露天風呂へ。
こちらの温泉は谷の斜面に作られており、荒々しく岩が露出した絶壁と紅葉が織りなすは絶景を眺めながら、露天風呂に入るなんて。もちろん乳白色のお湯は源泉かけ流し循環なし加熱なし加水なしのホンモノだし、もう、漫画かよって感じです。
麓付近では全く紅葉していませんでしたが、この辺りは見頃になっており。この風景に出会えるだけでも苦労して登って来た甲斐があったというもの。(もちろん浴場は撮影厳禁なのでお写真は別の場所です)


なお、露天風呂は混浴露天と女湯に分かれておりまして・・・
そう、混浴なのです!
そうとは知らず、熱めのお湯で火照った体を、生まれたままの姿で岩辺で風にあたって冷ましていたら、若いカップルが二組も入ってくるじゃありませんか。しかも彼らも混浴だと知らなくて準備が足りなくてバスタオルが一枚しかなかったのか、単に開けっぴろげな性格なのかわらかないけど、脱衣場から湯船まで移動する際にバスタオルで体を隠しているものの、前しか隠せていません。
若い時は、おおーってなるのかもしれませんが、おじさんは全く心の準備をしていなかったので、途中からは、もう恥ずかしくて全然寛げなかったよ・・・。
前にも混浴の温泉に入った時にそうだったなあ。混浴って女性の方が堂々としてますよね。
なにはともあれ、最高のお湯でした。これはまた是非また来たい。絶対来たい。
続きはこちら
というわけで、その3に続きます。(近日公開)
よろしければその1からお読みください。



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