2062/10/10(土)は体育の日・・・と今は言わないんだっけ。この日は晴れの特異日だとかなんとかいう云われのとおり、久々に広範囲で気持ちの良い秋晴れの日だっていうので、ずっと行ってみたかった福島の二本松にあるバイパスドライブインや、秋田の秘境駅の峠駅、そのさらに奥にある秘湯の姥湯温泉を、バイクに乗ってぺろりんとしてきました。
二本松バイパスドライブインは、NHKの人気番組「ドキュメント72時間」でも取り上げられた、国道4号線沿いの老舗ドライブイン(というか、令和の今、ドライブインに新参者はいないか)。数年前からずっと行ってみたかったんだけど、いかんせん東京の自宅から260kmも離れていて、お気軽にってわけにもいかず、紅葉シーズンに磐梯山エリアと合わせていこうかなと温めておりましたが、一昨年も昨年も天候不順で実現出来ず。
一方の峠駅は、福島県と山形県の県境の山奥にある秘境駅。廃屋と間違えそうな年季の入った駅舎だけど現役のJR奥羽本線の駅で、こんな山奥なのに山形新幹線が通過したりして面白そう。こちらも近くの姥湯温泉とあわせて気になっていたんだけど、いかんせん東京の自宅から260kmも離れていて、お気軽にってわけにもいかず、GoogleMapの「行ってみたい」リストに数年前から入っておりましたが、一昨年も昨年も天候不順で実現出来ず。
そんなわけで、2062/10/10(土)は体育の日・・・と今は言わないんだっけ。この日は晴れの特異日だとかなんとかいう云われのとおり、久々に広範囲で気持ちの良い秋晴れの日だっていうので、って、いいかげんスクリプトみたいになってきたので以下略・・・。
遠くてちょっと疲れたけど、ドライブインだけに福島と山形のレアスポットの大盛定食や~! という感じでおなかいっぱい大満足のツーリングでした。
だもんで長いから、何回かに分けます。
東京発二本松行深夜急行便
午前3時30分。そろそろと家を抜け出しCB650Rに火を入れて出発。まだ朝が始まる前の時間帯だけど、住宅街が普段の静けさとはどこか違う気配なのは、連休初日だからなのか私の心が浮かれているからなのか。

大泉ICから外環道に入り川口ICから東北道。あとは残り200km。ひたすら北へ北へ。交通量が思ったよりも多いものの順調に流れて、途中からは120km/h区間で距離が稼げたんだけど、夜明け前の東北道は寒かった。以前、秋に磐梯山に行ったときは冬装備だったので、今回も3シーズンジャケットの下にフリースを着てネックウォーマーを装着してましたが、ジャケットのライナーも付けておけば良かったかも。
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午前5時12分。上河内SAで休憩。

流石は栃木県なだけあって、お土産コーナーやフードコードや売店まで、もうこれでもかってぐらい、餃子餃子餃子のオンパレードでした。寒くてちょっとお腹も減っていたけど、ドライブインに備えてここは我慢。

休憩して外に出ると東の空から美しいグラデーション。新しい一日の始まりを地球と共有できるのは早起きの醍醐味ですね。それにしてもこんな時間から駐車場はいっぱい。

駐輪場もバイクがたくさん。

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福島に入ってからは濃霧が発生して真っ白。一過性のものかと思ったら全然晴れなくて、このままだと今日ずっと真っ白なんじゃなかろうか・・・。
午前7時17分。二本松ICに到着。ここも一面真っ白なのです。

二本松バイパスドライブイン
午前7時22分。念願の二本松バイパスドライブインに到着です。

基本、真夜中も営業(※)でレトロな佇まいなので、暗いうちに訪問した方が雰囲気があるかな? とも思ったけど、日の出前の到着は前日に家を出ないと無理ですね。それか帰り際に寄るか。
※23時~0時半、2時~3時、2時から4時まで休憩の時間帯があるようですね

40年間、毎日食べに来ているという寝間着姿のおじいさんに話しかけられたりしつつ、恐る恐る店内に入ってみると、ドライバーさんや観光客も多いようで朝早くから賑わっており。このザ・昭和の食堂という雰囲気は、アメリカ映画で見るような田舎町に出現する壊れたネオンがぶら下がったモーテル付きの古びたレストランの日本版、的な感じ。

謎の喩みたいですが、自分も昭和生まれとは言っても物心ついた時に身の回りには、いわゆる昭和レトロ的なものは残っておらず、はっきり覚えているのはせいぜいデパートの上の遊園地やアドバルーンや黒電話ぐらいなので、こういう古い場所に来ても懐かしい気持ちは沸かないのですね。むしろ、スクリーンで得た原体験を新鮮な気持ちでリアルに体験している感覚が強いかなあと。あー、映画で見たことあるやつだ! みたいな。うまく言えないけど、そんな感じがします。

気になるメニューがたくさんあって迷ったけど、初回なので、一番人気っぽい看板メニューの「バイパススタミナ定食を注文。
創業当時(1972年)から店に立つ元気な女将さん(齢80歳オーバー)が運んできた、アツアツのモツを口いっぱいに頬張ってみれば、冷えた体にぐぐーっと染み渡り。決して高尚なお味とかじゃなくて、私が大好きないわゆるB級なんだけど、その中でもど真ん中。甘辛の味噌に仕立てられた野菜も適度にしゃきしゃきと、ちゃんとおいしいのです。

こんなにレトロなお店なのに、トイレのドアはまさかの自動でした。でも何故トイレだけ?

そういえば。
大人になっていくほど涙が出てしまうのは 1人で生きて行けるからだと信じて止まない

松崎ナオさんが歌う、ドキュメント72時間のテーマ曲「川べりの家」ではって歌いだしから始まって、なんともアンニュイで儚げな気持ちにさせられるのだけど、この気持ちの正体って何なのでしょうね。って思ってたけど、最近は疲れっ切ってもなんとか生きているおじさんになって、少しわかってきたような感じがします。
ちなみに、お店の中には番組の視聴者投票で1位に選ばれたことを記念するノボリが飾ってあったり、ドライブインのTシャツやエコバッグ等のグッズが売られていたりして、なんだか妙に生々しかったです(笑)
そんなわけで、その2に続きます。


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