流浪のシートバッグの難民のあれこれ
突然ですが、みなさんは、ツーリングに行くとき、どのように荷物を持っていきますか?
ツーリングの目的やバイクの種類など様々な理由があると思うので、荷物の中身はライダーの数だけ、十人十色。一人一人にそれぞれのスタイルがあるかと思います。
私の場合はお写真をとりたいのでカメラは必携なわけですが、使用してるAPS-Cセンサーのミラーレス一眼はカメラの中では軽い部類に含まれると言っても交換レンズだの三脚だの一日中、リュックをしょって走っていては肩が死にます。
当初はカメラだけポーチ入れてシートバックに入れたりしてたけど、そうするとバイクを降りたときに、いちいちカメラを首からブラブラさせて運ばなきゃで面倒くさいし、替えレンズがあったら運べないし・・・。
そんなわけで、辿り着いた答えがコレ。
バック・イン・ザ・バッグ!
もう少し正確に言うと、カメラバッグ、イン・ザ・シートバッグ。
読んで字の如く、シートバッグにカメラバッグごと突っ込むという運用となります。これならバイクを降りたら普通にバッグを持ち運べばいいだけなので楽ちんです。
それに、伝わるかわからないけど、物が集められてパッケージングされてる感覚が、なんだか気持ちがいいのですよね。
ちなみにカメラバッグは、こちらのかわいいナショジオのアースエクスプローラーNG2475と言うモデル(既に廃盤)。
外寸が奥行16×横幅24×高さ19cmと、ミラーレス一眼カメラ1台にレンズ2本程度、あとは財布やスマホやティッシュなどを収納可能な大きさとなっております。

シートバッグは、MOTOWN(モータウン)のシートトラベラーバッグと言うやつで容量30L。(こちらも既に廃盤)

これが上記のカメラバッグを収納して日帰りツーリングするのはちょうど良いサイズなんだけど、以前の記事でも触れた通り、私の2021年式CB650Rには傷防止にテープを貼ったり、サブベルトを用意してみたりと、アレコレ工夫しないと使えないのです。


お尻の小さなバイクでも簡単に装着できるバッグを中古格安で手に入れたけど、これだとコンパクト過ぎて便利ズーム1本とかコンデジしかもっていけないし。

そんなわけで、バイクへの装着が簡単に出来て、カメラバッグをバック・イン・ザ・バッグできて日帰りツーリングに最適なサイズのシートバッグをずっと探していたのですが。
困ったことに、どれもこれも容量が大きすぎたり小さすぎたり。意外と多いのが開口部が狭すぎてカメラバッグの出し入れが出来ないやつ。
じゃあもう、箱(トップケース)付けちゃえばいいじゃんと言われそうですが、車種的に似合わないし、使わないときにキャリアが残ってるのもすっきりしてなくて嫌なので。
おかげでCB650Rに乗り始めて5年以上経つというのに、未だにおニューのバッグが買えずにいたのです。
いたのですが、私のシートバッグ難民生活にとうとう終止符が打たれる事となりました。
救世主現る
迷える子羊の救世主となったのは、デイトナ(HenlyBegins)の DH-773 シェルシートバッグ 25L です。

こちらはサイズが25L、35L、45Lの3段階。色が黒、カーボン柄、ブラック(シボ入り)の3つから選べます。私が購入したのは25Lのカーボン柄になります。ちなみに実勢18,000円ぐらい。

シェルシートバッグは、型崩れ防止のプラ板入りのボディにポリカーボネートの蓋(トップシェル)を組み合わせてあり、蓋がぱっかーんと大きく開くのが特徴。底面も板が入っていて、シート上でバッグがへにょんと変形しません。バッグというかセミハードケースと言った感じかな。

中に見える2本のベルトは、シートに固定する際にベルトに強いテンションをかけたときに型崩れを防止したり、荷物を押さえるためのものだそう。でも、強いテンションで固定しなければ使わなくても平気かもしれない。
外寸が高さ21×幅42×奥行30(cm)ですが、蓋裏がネットの内ポケットのようになっていることもあり、実際に収納可能な物の高さは外から見るよりもだいぶ低くなる印象。
内寸を測ってみると、箱部分の深さが約13cm強、蓋裏のネットまでの深さが2cmなので、合計で15cm強といったところでしょうか。ネットはピンと張ってあるわけではないので、少し融通が利きそうなのですが。


ちなみに蓋の深さは6cmで淵からネットまでが2cmということは、ネットの内側の高さは4cmぐらいですね。


そんなわけで、カタログスペックで高さ21cmのシートシェルバッグに、高さ19cmのカメラバッグを立てて収納可能かと思いきや、残念ながら蓋が閉まりません。

カメラバッグを横に倒すと16cmぐらいなので、これならどうでしょう。

今度はちゃんと蓋が閉まりました。高さはぴったりと言ったところ。
カメラバッグが変わったら合わなくなるかもしれないですが。まあ、その時はその時で・・・。

シートシェルバッグの大きさ以外の説明
ウェットカーボン調の蓋は、ただのホムセン箱よりも高級感があり良いですね。外観で特に気に入ったポイントです。

内側の側面にはマジックテープがあります。これが役に立つのかは今のところちょっとわかんないけど。もしかすると、カメラバッグの内側に使うようなクッションケースを固定するのに使ったり?

カメラバッグを収納しても容量30Lのモータウンのバッグよりもかなり余裕がある感じ。カバンって本当に○リットルも容量あるの?って思うことが多いですが、このシェルシートバッグは、スクエア形状で変形が少ないので、通常のバッグよりも気室の有効な容量が大きいのかもしれない。

外側にポケットがないのでスマホや財布などの小物を出すのにいちいち蓋を開けなくてはならないのと、容量アップシステムがないのが弱点だけど、HenlyBeginsのバッグには側面にパルステープが装備されているので、別売りのポーチを装着することで、どちらの問題も解決できますね。でも、パルステープは前後にしかないので左右にもあればベターだったかな。

ネットの内側はあまり広くないけど、レインカバーの他、ちょっと細々したものを入れるのに良さそうです。

ファスナーには鍵をかけられるようになっています。ダイヤル式のワイヤーロックをかければある程度の盗難防止になりそうですね。持ってないので買わないと。

レインカバーも付属してます。ちゃんと底側にかかるぐらいの大きさがあり、ドローコードで絞れるようになっているので、風で飛んでいく心配もなさそう。(大昔、しっかりドローコードで絞らなかったせいで、カバーがで飛んで行って荷物が水浸しになったことがあります)

バイクへの装着も簡単
モータウンのバッグは装着に工夫必要な上に、コツがあって、うまくやらないとシートが閉まらなかったりと、毎度毎度時間がかかって激しくストレスでした。
が、今度のシートシェルバッグはというと。
バイクへの積載は、昨今、すっかり定番になったX型のベルトをリアシートの下に通す方式。リアシートを外してベルトを置いて・・・

リアシートを装着して・・・

バッグをバックルで留めてベルトを調整すれば完了。とても簡単です。余ったベルトは巻き取ってマジックテープで留められるようになっているのは地味ですが大事な機能ですね。

バイクに装着したときの外観など
使い勝手は箱と似ているものの、箱ほど物々しくないから、見た目はスタイリッシュでとても満足。

操安性を考慮して高さが抑えられいるそうですが、見た目のバランスも悪くないですね。

購入にあたり25Lと35Lのどちらにするかものすごく迷ったのだけど25Lで正解だったと思います。

容量が足りなければ先述のようにオプションのポーチがありますし。ネットを使って上に載せてもいいし。

真後ろから見るとシートカウルの一番太い箇所の幅と同じなので、見た目のおさまりはいいのですが、後ろの方はシートが細くなっているため、バッグがシートからだいぶはみ出た状態なります。

見ての通り、はみ出ている部分の面積が結構広いですよね。バッグの下側は雨の日にレインカバーではガード出来ない部分なので、泥はねで中身が濡れないかちょっと気になるところ。底にプラ板も入っているので大丈夫かな?

裏側の中央の赤いやつはスライドストッパーと言うもので、昨今のSSのような尖がったシートの先端を差し込むことでズレを防止できる機構だけど、CB650Rのシートは幅が広くて差し込めませんでした。
ですが、もう少しカチっとバッグとシートが固定されると頼もしい気がするものの、バッグの底面は滑りにくい素材で出来ているので、スライドストッパーを使わなくても荷物がずれる心配はなさそうです。
これはHenlyBeginsの一部のバッグに装備されていて便利そうだなと思ってたけど、CB650Rにおいてはバッグ選びの判断基準からは除外しても問題なしですね。
ちらつくライバルの存在
このシートシェルバッグのライバル商品に、タナックス(MotoFizz)の「ツアーシェルシートバッグ」(旧製品はシートシェルケース)というのがあります。


シェルケース型のバッグに注目したきかっけは、有名Youtuberのしーまんさんという方が使っているバッグがかっこよくて使いやすそうだなあと思ったことで、実は最初はコレが欲しかったんだけど既に廃盤。
後継の「ツアーシェルシートバッグ」の見た目があまり好みじゃなく、また、どこの用品店や中古店にも実物展示がなく。探していたおりにナップスに置いてあったHenlyBeginsが刺さってしまったのですね。
このタナックスのバッグのレビューは、しーまんさんのWEBサイトでも紹介されています。こちらもとても魅力的だっただけにモデルチェンジしてしまって残念。

まとめ
そんなわけで、HenlyBegins(デイトナ)のシートシェルバッグを買ってみた話でした。
長年の悩みの種だった日帰りツーリングでカメラを運ぶときにバッグどうする問題は、これで解決しそうです。カメラバッグをバッグ・イン・ザバッグしなければ、1泊~2泊程度のツーリングにちょうどいいサイズだと思います。
まだ近場を試走しただけなので、早くツーリングで実践投入したいところだけど、東京は37日連続の雨天に悩まされたり、社畜が板についていたりしているせいで、購入したのは8月なのに、なかなか実現できておりません。(苦笑)



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