ブラックジャック先生!

手塚治虫先生の名作「ブラックジャック」が大好きです。

「どんな医学だって、生命の不思議さにはかなわん。
人間だけが、生き物の生き死にを自由にしようだなんて
おこがましい事だと思わんかね?」

とは、ブラックジャックの恩師、本間丈太郎先生の最期の言葉。

「生きものは死ぬ時には自然に死ぬもんだ。
それを人間だけが、無理に長生きさせようとする。」

こちらは、BJと因縁の死神ドクター・キリコの言葉です。

これらが手塚先生の大極的な死生観、人生観が現れている名言であると同時に
それに抗うかのような力強い対極的な名言も語られる。

どうにもならないヒトの生き物としての宿命を目の当たりにし
絶望しつつもブラックジャックは言うのだ。

「それでも私は人を治すんだ。自分が生きるために!」

うーん、熱いですね。


って、なんの話かというと。

先日ぶっ壊れた GSX-R750K9 ななはんさんのカウルを
先週から1週間かけてせこせこと直していました。

結果から言うと、イマイチ。
元の強度には戻らないし、塗装はケアレスミスで失敗してもうた。
けどまあ、また壊すだろうし、応急処置ってことで、我慢しますかね・・・。

というわけで、参考にも何にもならないけど
失敗例紹介的な意味で多少意味があるかもな反省記事。

今回のクランケはこちらです。

ぽっきーん、ガリガリ。

GSX-R カウル補修

カウルの補修は何度かしていますが
これまではプラリペアや接着剤を使っていました。
簡単に直せるのはいいのですが、いかんせん強度が弱いのです。

何かいい方法はないかとぐぐってみると
ABS樹脂のカウルはアセトンでくっつくらしい。

なんでも、ABS樹脂はアセトンで溶けるので
接着剤なんかと異なり完全に一体化して強度も完全に元通りなんだとか。

これは朗報と、ホームセンターでアセトンとABS棒を買ってきました。

が、しかし、全くくっつかない!

スポイトでアセトンを傷口に直接ポトポトたらすかABS棒を溶かして傷口に流し込み
しばらく押させつけておくとくっつくと聞いていましたが、全然・・・。
ABS棒はアセトンで溶けましたが、カウルの方が全く溶けません。

カウルの裏側に材質表示があり「PA6+ABS-GF15」と書いてあるので
いけると思ったのですが、どうもこれはアセトンじゃダメらしいです。
化学は疎いのだが、PA6はナイロン、GFはガラス繊維を表すんだとかなんとか。

というわけで、今までどおり、プラリペアと接着剤を使うことにしました。

数年ぶりに引っ張り出したプラリペア。

dufixの模型用プラスチック接着剤。
以前、フロントカウルの割れの修復に使ったところ接着できました。
ただ、強い力を加えるとダメでなので、信頼性がイマイチ。
タミヤセメントでもいいという噂もチラホラ。

くっつける前に。
カウルは割れただけでなくあちこち曲がっているので
ライターで軽く炙って温めてから指でグイグイと修正。

曲げを修正したら、ヤスリで接着面を削ってプラリペアを流し込む隙間を作り
何箇所か接着剤で仮止めしたら、プラリペアで接着して1日放置。
図は以前プラリペア使った記事の流用ですが、こんな感じ。
セロテープと書いてますが、今回はマスキングテープを使ってます。

プラリペア流しこみ後の裏面。

硬化後、表側が肉痩せしてしまっていたので、プラリペアを追加して補強。

が、しかし、カウルがしなった時に補修部分が壊れてしまうので
ホムセンで見つけた耐熱アルミガラスクロステープなるもので補強してみました。

結構な引っ張り強度があるので、何もないときよりかなり丈夫になりました。
多少の不安は残りますが・・・。

見た目がブラックジャックや花山薫サンもビックリな状態で
あまりに汚いので面倒くさいけど塗装することにします。
傷が深い部分は下地がでるまで削りましたが、それ以外はクリアを削るだけにしました。
マスキングして何度かスプレーしてクリア吹いて・・・

って、間違えた(;´д`)トホホ…

 

写真は光の加減であまり目立ちませんが、
目で見ると、色が明るすぎて塗ったのが一目でわかる状態。

以前、塗装した時の余った塗料を使ったのだけど
その時、ちょっと色が明るすぎるなあと思ったのを忘れてましたよ。
プラサフ吹いて段差消すのも忘れてデコボコだし。
というわけで、BJのような見事なオペとはならず。

がっかりしてすっかり力が抜けてしまったので塗り直すのは今度にします。
白い部分とデカールの部分も気が向いたら・・・。

【2013/9/1】 やり直しました



話は変わりますが、中上貴晶選手おめでとう!
めざましい活躍なのに、もてぎを見にいけないのが残念><

コメント

  1. かじか より:

    「漫画で一番いい男といったらBJ」という意見の一致だけでもっている家庭があるんですよ…フフフ
    神と称される腕を持ちながらも人間臭く危うい場面もあって色あせない作品です。
    手塚先生の描く女の人はどうしてこうも色っぽいのか、次点が小島功先生で…
    脱線しました!!
    塗装好きの私としましては、つぎはぎやクラック埋め程仕上げを苦しめるものはないかと。
    アセトンはオトメたち(私が書くとアレですが純粋におしゃれな女性をさします)がジェルネイルを落とすときにも使いますね。
    「ネイル落としたいのに、サロンやってないの、こんな時間だしどうしようかしら」
    「え?うちにアセトンありますよ」
    なーんて、うふふ。
    爪のクラック直しにFRPのはぎれ使ったことありますが、むずかしかったなぁ…
    同じ材質でも、どんなに親和性が高くても時間がたてば材質は変化しますから決着しにくいんですよね。
    強度出したいならひょうたんつぎよろしくワイヤーで縫って塗装です。
    ワイヤー溝もきちんと作って固定です。
    じゃないときれいに塗装してもシワが出ますし、走ったら振動でアウトです。
    傷跡、いいじゃないですか。
    走行中落ちなければ~
    漢の勲章ってことで~^^
    色々すみません反省しません。

  2. trash より:

    よくもまあ間黒男という名前をつけたなあと思いますが(^_^;)
    医師だった手塚治虫の人生観がうかがえる作品でしたね。
    部分的にリアルタイムだったこともあって、僕も大好きです。
    そこから補修に持っていくところがたまごワールド(^_^)/
    楽しいね。
    非常に参考になりました。
    今週末、関西は台風接近なので、部屋にこもって補修作業に精を出そうかな。

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