われらカレー党宣言

読書生活

カレーは旨し!

頂きます。頂きました。
というわけで、ひょんなことからカレーの本を頂きました。

カレーを愛する41名の著名人によるカレーに関する随筆集とか書き下ろし・・・
ではなく、どちらかというと話の中にカレーが出てくる随筆集という感じかしら。
敬愛する池波正太郎センセイ(とてもグルメなんですよ)の文章も読めたのも嬉しい。

ちなみにエスビーから発行された非売品なんです。


◆◆◆◆◇

カレーは。
私自身も言うまでもなく日本人の例に漏れなくカレー大好きです。

特にカツカレー!

口にした全ての人をシアワセにするアレあれを考案した人には
ノーベル平和賞をあげてもいいと心底思う。

強烈なフレーバーを身に纏い全てを自分色に染めなくては気がすまない
家庭の献立表の王者でもあり無慈悲な暴君でもあるカレー。
そして、それを受け止めるとんかつのグラマラスなボディは油と肉汁の甘みに溢れており
同じくこちらも高度成長期は贅沢の象徴であった。

いや、受け止めると書いたけど、この両雄はまさしくどちらも主人公。
だが、この二人は、ごはんというステージの上で、競演しているのではない。

カツは少しでも気を抜けば瞬く間にカレーの波に飲み込まれ、
ただの凡庸な具の一つに成り果ててしまうし
中途半端で曖昧模糊なカレーであってはオーディエンスを沸かすことは出来ない。
最強のヒーローを演出するのが最強のヒールであるのと同じ。
両者が全力でぶつかり合ってこそ、初めて成立するのだ。

最強の二人が、ガチンコで鬩ぎあっているのにも関わらず、
互いの良さを打ち消しあわず、際立て合っている。
これを奇跡のコラボレーションと呼ばずして何と言えようか!

どちらに光を当ててもいいのだけど、
いちおう、カツカレーはカレーの一ジャンルなのだから
カレーがバットマン、カツがジョーカー(ジャックニコルソンのが好きだ)
みたいな感じ?(どっちも暗黒面じゃねえか! と言うのは置いといて)

しかもこれが、インド風や欧風のカリーであってはならないし
とんかつが上品なカツ・レツであってはならない。

あくまで夏の夕暮れに家路へと急げば開け放した窓からは
阪神巨人戦のアナウンサーの声が聞こえるような昭和的
日本の原風景を思わせる味わいでなければならないのだ。
日本人でよかった!(カツカレーに会えて良かった!)

#やっすい文章だなあ・・・

◆◆◆◆◇

ちなみにカレーに関する豆知識が、随所で披露される本書ですが
書いていなかったことがあったので、ムフフ、書いてしまおう!

日本で初めてカレーのレシピが掲載されたのが明治5年(1872年)の「西洋料理指南」という本。
福沢諭吉が「学問のススメ」を出版したのと同じ年だ。
というところまでは、本書でも紹介されていたけど、果たしてそれはどんなカレーだったのか?
これは明らかにされてませんでした。

実は「カエルカレー」なんですね・・・。

どうも、当時は鶏肉が珍しくて、代替品として一般的だった食用カエルを用いたようです。
カエルは食べたことがないけど、鶏肉ととても味が似ているんだとか。

これは子供の頃に読んだカレーの本に書いてあって、そのレシピもあったと思う。
今も実家に帰ればあるかな?
とても面白い本だったので、今度帰ったら読み返してみようかしら。

◆◆◆◆◇

もうひとつカレーの思い出。

母はとても食いしん坊です。
その飽くなき食への探究心は当然カレーにも向けられたわけで
私が子供の頃、よく、市販のカレールーのことを「インスタントカレー」と揶揄し
スパイスからオリジナルのインドっぽいカレーを作っていました。

で、友達が我が家で食事した時にサラサラとしたカレーを見て
ゲリカレー、ゲリカレー(笑)と言って、食べたのか食べなかったのか
よく覚えてないけど、そんなことがあった。
とても失礼な話だ。

本場のカレーは日本みたいにドロドロしてないんだよ!
と言っても、信じてもらえず。
今なら、こういうカレーは本格的なものとして認知されてそうですけどね。

私は一人暮らしで外食ばかりなので、家でカレーってものを久しく食べてない。
外で食べるカレーって美味しいけど、なんか違う、コレジャナイ感が漂うのも事実。
久々にカレー作ろうかなあ。

コメント

  1. まほん より:

    いい話やぁと思っていたんですが、ゲリカレーで全部吹っ飛びましたw
    就寝前に笑いを有難うございますw

  2. たまご より:

    >まほんさん
    てへ、お食事中の方はビックリな、でも、定番の展開で失礼しました(^-^;
    ちなみに、現在の我が家のカレーほどろどろした欧風です。

  3. かじか より:

    あれ、同じ本でもたまごさんの手元だと数段もいい本に見えるなー?
    子供のころ食べたカレーの味、やはり誰もがウチの味が一番!と言うのですよね。
    私の母は料理が下手なのでそういうのが無くて何だかうらやましい。
    私もルゥから作ります。ドロドロ系、日本風、タイ風、、、スパイスは調合してから半日経たないと馴染まないので前日から準備で、同じレシピでもちょっとしたことで味が変わるので気が抜けません。
    そんなカレーをパクパクと食べる息子を見ると苦労が1万倍のシアワセに変わるんですのよ~★
    ところで行き場を失ったヨダレをどうしてくれるの!
    ※カエルはカレーならクセを感じないかも。あーささみか。ってかんじで。

  4. たまご より:

    >かじかさん
    このたびは結構な品をありがとうございました。
    おいしくいただきました。
    他にも料理はいっぱいあるのに、何故かカレーはママンの味の代表格なのが不思議ですね。
    かじか亭、じゃないや邸の食卓は食材とかコダワリがあって面白そうですね。
    よだれが出ちゃう!
    私は、ぼっち外食で麺とか丼とかばっかりだからなあ・・・。
    間違いなく早死にしそう。
    カエル食べたことあるのですか?
    ささみだと言われて食べれば気が付かなさそうだけど、原型を見ちゃうと抵抗感がありそうです。
    あでも、カニも蜘蛛の仲間だとかなんとか言われるけど・・・(^-^;

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