嫌われ松子の一生

ひと、良書に出会う。

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山田宗樹の「嫌われ松子の一生」

古本屋さんに2冊セットで。
ボニーピンクがコレの映画で主題歌を歌っていたので
気になっていたのだけで手にとってみたのだ。
あ、映画はナカタニなんだ・・・。

急転直下な松子の激動人生を綴っただけが面白い
単なる波乱万丈劇場(ちゃらら~ちゃらら~♪)かと思い
正直あまり期待せずに読んでみれば、もう、とんでもない。
とてもよい作品だったと思う。

特にわが身可愛いだけで考えなしで動いちゃう私には
なかなか考えさせられたのだ。

主人公の松子が送った生涯は、間違いなく負け犬人生。
これが果たして幸せなものだったかと言えば、
最後までうらみっぱなしのホント救われない。
松子自身も決して幸せだとは思ってないだろう。

ただ、それが無価値なものかと言えば
松子自身は本当に多くの人に愛されてきたわけで。
少なくとも、もう一人の主人公、笙にとっては
人生を良い方向へ導いたはずだ。

シアワセって、生きるって、何?

世の中には、一般的な幸せのカタチってのがあるじゃないですか。
十人十色とは言え、コモンセンス的な幸せの指標があって。
(イイ大学に入って、イイ会社に入って、って話の事ではないです)

そういう考えの中で育ってきて気が付けば、
価値とか幸せについて、その枠やら体裁に納まってる事だけを
基準に考えてしまってないかしら。
その意味なんて深く考えずに。

そーゆー基準で言えば0点の松子と松子の一生が
決して無価値には思えないのです。
絶対に、こうはなりたくないけどさ。

愚かしいけど、愚直なタマシイほど愛おしく感じてしまうのだ。
うーん。

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そういや、ブックカーバーのしおりの真ん中辺りが
やや、ほつれてしまってました(><。)
タカラモノなのに・・・。
直せるかな?

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