ありがとう

日曜日のことですが。

犬が亡くなりました。


金曜日の夜から、一切水も飲まず、食事も出来なくなって、異常に体温が低くなり、寝たきりで動かなくなってしまったため、病院に連れて行き点滴を打ってもらったものの、とにかく暖めても体温が戻らなければ、ここまでだろうと・・・。

土曜日の夕方に実家より知らせを受けて、新幹線で名古屋へ。
一足先に妹も東京から駆けつけていた。

息遣いは苦しそうだったが、ヒーターやあんかで暖めたお陰か、徐々に体温は上がってきたようだ。
苦しそうにする彼の体を皆で体をさすり、時折、脱脂綿にしみこませた水を口に含ませると、わずかながら飲み込んでくれた。

そして日曜日の朝。

皆が見守る中、彼は19歳と3ヶ月の生涯を終えました。
人間にすれば100歳近い高齢の大往生だ。

この半年ほどは、ほとんど歩く事も出来なくなってしまったけど、数日前までは食欲も旺盛で病気で苦しむことも無く、家族みんなに見守られて旅立つ事が出来たのだから。
僕の手前勝手な思い込みかもしれないけど、きっと幸せな最期だったと思う。
いや、きっと幸せだったはずだ。
そうでなくては僕が困る。

人は人を幸せにして幸せを感じて生きてる。
他人を幸せにするだなんて、甚だおこがましく、ほとんど思い込みの独りよがりなのかもしれないし、そんな優しさの押し売りだなんていうのはありがた迷惑でカンベンして欲しい。
そうは思うけど、それでも、押し売りしながら、勘違いしながら、なんだかんだいって、お互い思い思われて生きてるんじゃないかと。

思えば、彼が僕が中学生の頃に、我が家に迎え入れられたその日から。
彼はずっと、弟でもあり、我が子のようでもあり、そして対等な友達だった。
うれしい時もつらい時も、いつも一緒にいてくれて、言葉は通じないけど、いつだって無条件で信じてくれていた。
そんな彼を時折、わがままで面倒くさいやっちゃなあとか思いつつも、逆に、自分も同じぐらい甘えていたと思うし、向こうも向こうで面倒だなあと思っていたのかもしれない。
だから、僕が彼にいっぱい幸せにしてもらった分、少しでも彼も幸せに思ってくれていたと信じていたいと。

本当にありがとう。
友達でいてくれてありがとう。

写真はちょっとピンボケしてるけど、1年ちょっと前。
長生きってことで市から賞状をもらったときの。

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コメント

  1. まほん より:

    お悔やみ申し上げます。
    実家にいたワンコが亡くなった時は、事後報告だったので今でも悔しいなぁと思う事があります。
    妹さんもたまごさんも最後に時間に間に合ってよかったですね。
    ほっさんも絶対に幸せだったはずですよ!
    元気出してくださいね。

  2. Kami より:

    うおぉぉぉ~ん(T_T)
    ほっさんも逝かれてしまったんですね。
    生あるものはいつかは死す。
    仕方ないけれど寂しいですね。
    ご冥福をお祈りします。

  3. たまご より:

    >まほんさん、kamiさん
    ありがとうございます。
    先に死んでしまう事はわかっていたことですし、夏ごろからは覚悟していましたが、やはり悲しいものですね。
    お寺で供養してもらいましたが、そのときもずっと涙が止まりませんでした。
    でも最期に会うことが出来てよかったです。
    ちゃんと土日までがんばってくれたのだろうかとか考えてしまいました。
    残されて生きているものは自分の命を大事にしないといけないですね。

  4. aomarcy より:

    ふと、実家の犬が旅立った日のことを思い出しました。
    そして友人の事も。
    進むしかないんですよね。残されたものは。
    感謝をしつつ。

  5. たまご より:

    >あおさん
    そうなんですよね。進むしかない。
    いつか死ぬのは定めで、本当は魂も何も無くて、命なんて単なるタンパク質の化学反応だから、死なんて途中下車のようなもんで、死んだら何にもならないんじゃないのか。
    だったら残されたものが色々と思う気持ちって何なんでしょう。
    よくわかんないけど私は生きます。
    生きたい様に生きなきゃ駄目なんだなって思います。

  6. ぢゅん より:

    ほっさん たまごさん一家として過ごした日々 幸せだなぁときっと思ってます
    いないのは さみしいですね
    でもね いつでも ほっさんは 近くでみていてくれますよ
    みーの助も いまだに 励ましてくれます
    元気だしてくださいね

  7. たまご より:

    >ぢゅんさん
    ありがとうございます。
    まだ、あまりはしゃぐ気持ちにはなれないのですが、一週間経ってちょっと慣れました。
    みーのすけ氏もだいぶ経ちましたね。
    ほっさんも見ていてくれるのかなあ。
    怠け者だったからなあ(苦笑)

  8. ボッチ より:

    こんばんは、心境お察しします。19年も長生き出来たのは飼い主さん方の沢山の愛情をもらっていたからこそですよね。我が家もMダックスを家族の一員として暮らしているのでたまごさんとこのわんちゃん(ほっさんというのでしょうか?かわいい名前ですね)みたいに長生きして欲しいなって思います。写真のわんちゃん見ているとすごいかわいらしく、幸せそうな顔してますね♪

  9. たまご より:

    >ボッチさん
    ありがとうございます。
    ボッチさんとこにはダックス君がいるんですね。
    犬の一生は短い分、その一瞬一瞬が、きっと人間よりも大切だと思うので、人間にとってちょっとのことでも、彼らにとっては大きなことだと思うんです。
    犬も人と一緒で、年取ると色々と不自由で憐れな感じになってしまいます。
    苦しいときも、うれしく楽しい時と変わらぬ愛情を注いであげてくださいね。

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