観た人を幸せにする映画。
ということでアメリが登場です。
大学生の頃、ちょっとブームになってたみた気がしたけど
アメリを演じるオドレイ・トトゥがニヤリと笑うポスター以外、
全然知らなかったのです。
不思議ちゃんで内気なアメリはちょっとした悪戯で
人の人生を幸せにする事を思いつくのだけど、
いざ自分に好きな人が出来たときに、向き合う事が出来ず逃げてばかり。
そんなアメリが自分の殻を抜け出す事が出来るかしら?
というお話。
さてさて。
感想はというと、すごく面白かったです。
自然に笑顔がこぼれるコミカルな展開もいいですが、
曇り空の下に映えるモンマルトルの街並みの映像美がステキ。
そしてお店とか部屋とか、とにかくかわいい!
お洒落おフランス♪
ノリは現実離れして漫画ちっく。
悪戯の内容も現実的にはトンデモない事ばっかりなんだけど
発想がシニカルで、かつ、とにかくかわいいのだ。
かわいいけど、毒が効いてる。
幸せって何ですか?
そもそも、殻に閉じこもったままで、
自分の幸せを歪んだ形でしか知らないアメリに
人を幸せに出来るのかしら。
アメリの悪戯の結果はたぶん幸せそのものじゃなくて
彼女だけの妄想と自己満足の産物に過ぎないと思うのです。
ガラス男のおじいさんが言うように卑怯で、
実際、余計なお世話になったりもしてるし。
だからこそラストのモペット二人乗りの描写こそ
本当に幸せそうで眩しくて印象的でした。
ちょっとクラッと来るカメラワークがまたステキ。
観終わってすごく幸福感で満たされた感じがして
人生におけるちょっとしたスパイスになりましたよ。
ん、そうか、スパイス・・・。

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