明晩のTV映画は「それでもボクはやってない」かあ。
なかなか面白かったよなあ・・・って、あ。
先々週にレンタルして観たのに書くのを忘れてました。
というわけで、ここんところ活躍がめざましく
たまごチャート(そんなのあるの?)でもだいぶ人気上昇中の
加瀬亮が痴漢冤罪でお縄になってしまうお話。
ご存知、来年から日本でも、裁判員制度が始まります。
アメリカのように、事件に関係のない一般人が
無作為に裁判に呼ばれ、裁判に参加し、話を聞き、
もっと罪を重くすべきだとか、同情の余地アリだとか言うアレです。
罪を裁く。
そう、それこそ、会った事もない人達の人生を
偉いわけでもナンでもない自分達が決定せしめるわけです。
関係ない人だし、まあ、感情に任せてコレでいいや
なんてお気楽な気持ちで望むわけにも行きません。
果たして、神ならぬ人間が、
人間を裁く事なんて出来るんでしょうか?
出来るも何も、じゃあ正しい裁きって何ですか?
10人いれば、10通りの人生があるように
正しい事の数も、細々と仕様が違って10通りある。
みんながみんな納得すればいいってものじゃないし
納得すればいいってものでもないし、
ソレを最適に公使する事なんて神様でも無理だ。
こんな事、私が言わなくても、みんなわかってる事なんだろうけど
この、「それでもボクはやってない」には、むざむざと見せ付けられる。
いかに、我々がわかってないか、を。
刑事事件の有罪率は、99%以上。
敗訴敗訴敗訴のオンパレードなのだ。
それこを、無罪にすると裁判官の首が飛ぶってぐらいに。
かの場所は疑念と矛盾に満ちている。
時間も掛かる、理不尽で、人間らしくない扱い。
人が人であるために戦う場所なのに、最も人間ぽくない場所でもあるのだ。
と、のめりこんで観るもよし、
テンポのよいドキュメンタリー的に楽しんで観るもよし。
これは、一度観ておかなきゃな、興味深い作品でした。
後に「めがね」でも一緒に登場する
もたいまさこさん、光石研さんとの共演もいいけど、
私の好きな鈴木蘭々さんが出てるのも注目なのです。

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