映画「ノーカントリー」を観てきました。
R18指定です。
怖い、ホント怖かった。
だけどちゃんとエンタメしてて
気が付くと映画館なのに周りも気にせず
ぐいぐいと身を乗り出して吸い込まれしまっていたよ。
もうそろそろ公開終了だというので
雨の中でも駆け込みで観に行っといて良かったです。
殺人鬼は獲物を走って追っちゃダメの法則。
そう、ハビエル・バンデムが怪演する
おかっぱ野郎の殺し屋がとにかく超コワイ。
無口で不気味で正確で妙に生真面目なのだ。
一目見てイッちゃってる奴だとわかる目をした
コイツから発せられる違和感というか不条理さ。
なのに、
「お前自身で決めたルールに従った結果
今の現状になっているんだろう?」
こう言って自分の作った秩序には律儀に従う。
そっか、人と人の間に成り立ってる認識なんて
共通だと思っていても結局は各々が持ってる世界の
部分的な一致に過ぎないのだよね。
映画を観てる私にはそんな彼と自分が認識する世界の
不協和音がいびつで不気味でスリルに写ったけど
トミー・リー・ジョーンズ扮する引退間近の老警官は胸を痛めた。
(今やすっかり缶コーヒーの人だけど良い演技するなあ)
なんでこんな非道い事が起こらなければならないんだ・・・。
世界は、みんなみんな、壊れてしまってるのかもしれない。
けどこれが現実なのかって。
とか、時間が経ってからイロイロと考えたけど。
とにかく頭カラッポにしてガツーンと楽しめました。
観るか観ないかコイン投げて決めちゃっても結構だけど
でもやっぱりぜひ観に行って下さいってば。

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